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- 2023.05.16
- ウィスラーカップ2023 派遣レポート Vol.2:U16女子
- 2022-2023シーズンは当協会主催のジャパンカップとドリームグランプリの2大会、N-POINT RACE(東北決勝大会)の計3大会よりU16クラスの選手6名(男女各3名)、U14クラスの選手(男女各2名)を選抜し、引率コーチ5名、現地コーチ1名を含め、全体16名で日本代表チームを結成しウィスラーカップに参加致しました。
- 30th Whistler CUP 2023 を振り返って
- U16 女子
- 上野 香晴UENO Koharu
- 富山 / TOYAMA
- 海外レースでの困難と学びに満ちた経験
- SG、GSでは海外の雪質や斜面に苦戦し海外で戦う厳しさを痛感しました。3日目に行われたSLではSG、GSの反省を活かして雪質にすぐ対応できるようにどんな雪質のときにどんな滑りをするかをイメージして本番で滑りました。日本ではセットの中で雪質が変わることはあまりないので今回のレースでいい経験ができました。
また、今回のレースやパーティーで他の選手とコミュニケーションをとる機会がありました。でも英語が全然分からなくて話せませんでした。英語勉強します。
ウィスラーカップを通して色んな経験ができたし多くの学びがありました。このような機会を作ってくださったナスターレース協会の皆様、コーチの皆様、本当にありがとうございました。ウィスラーカップで学んだことを今後の練習やオフシーズン、来シーズンに活かしたいと思います。
- U16 女子
- 大貫 詩旺ONUKI Shio
- 栃木 / TOCHIGI
- 大会参加で得た貴重な経験と今後の目標
- 今回初めてのウィスラーカップに出場して、日本との違いや自分の足りていない所をたくさん知ることができました。ウィスラーは日本と違いウェーブがたくさんある難しいコースでした。SGやGSはウェーブをうまく対応することができず、海外選手との差を深く理解することができました。SLではインターバルの長さが短く腰が落ちている滑りをしてしまう私にはすごく大変でした。
2本目ではスイッチバックをしてしまいましたが周りで見ていた方々がライバルであっても沢山の応援をしてくれました。さらにPGSでは日本チームでの絆はもちろんスタート前に海外選手から「Good Luck」と声をかけてくれる方々がたくさんいました。どんな結果であっても他人のライバルのことを忘れず常に元気と笑顔があふれている素晴らしい大会でした。
パーティーではいろいろな国の人達と一緒に食べたり、プレゼントを渡したり、話したりと沢山の交流を深めました。私は内気な性格で自分から話しかけるのに少し抵抗がありましたがみんな優しく話しかけてくれてすごく嬉しかったです。
私がこの1週間で学んだことはこれからの人生でたくさんのことにいかせると思いました。私はもうU16で今年が最初で最後で仲良くなったライバルたちとは会えなくなってしまったかもしれないけど、もし次会えるチャンスがあればもっと成長した自分を見せられるように、スキーの技術を上げて英語もしっかり話せるようになろうと思うことができました。
コロナ関係で色々大変だったと思いますが、こうしてたくさんの経験をさせていただきとても幸いです。色々な方々のサポートのおかげで自分の目標を新たに見つけることができてとても感謝しています。また、カナダさん、ウィスラーカップを開催していただき、ありがとうございました。とても思い出に残る1週間でした。
- U16 女子
- 湯田 姫琉YUDA Himeru
- 福島/ FUKUSHIMA
- ウィスラーカップ出場への不安と挑戦
- 私はウィスラーカップに出場が決まった時、不安でした。今の自分の滑りであのコースを滑れるのか、英語は話せるのか、とても不安でした。でも、しおちゃん、こはるちゃんがやさしくしてくれたおかげで不安もなくなりました。
大会では自分の滑りができなくて納得できる結果ではなかったので来年またリベンジしたいです。けがをしてしまってSLが出られなかったのでもっと体のケアをしっかりできるようになりたいです。
海外の選手は日本の選手とは全然ちがう滑りですごいなぁ~と思いました。世界での自分のレベルが分かり、まだまだだなと思いました。夏のトレーニングをしっかりしなきゃだめな事も分かってたくさんの課題ができました。来年は入賞を目指して頑張りたいです。支えてくださったコーチなどトレーナーの人、親、沢山の人に感謝しています。本当にありがとうございました。