- NPO法人ナスターレース協会
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- 2019.05.29
- ウィスラーカップ2019 派遣レポート vol.2 – U16女子 –
- 今年も協会が主催をする3大会より10名の派遣選手を選抜しました。ドリームグランプリからU16の男女各1名、チャンピオンシップ(東北決勝大会)よりU16の男女各1名、そしてジャパンカップよりU14から男女各2名とU16から男女各1名の計6名を選抜し、コーチ6名、現地コーチ1名の全体で17名でのウィスラーカップ参加となりました。
- 27th Whistler CUP 2019 を振り返って
- U16 女子
- 中山 美咲Misaki Nakayama
- 宮城県名取市 みどり台中学校
- 勝とうと言う意識の向上と、
ウィスラーの経験を次のレベルへ。
- 今シーズンが始まり、私は目標を全国大会優勝、国際大会での活躍と決めました。昨年、ウィスラーカップに出場し、国外での大会の雰囲気や、他国の強い選手の滑りを目の当たりにし、なかなか自分の滑りができずにとても悔しい思いをしました。なので、今年こそは!!と気合を入れ、準備をして予選に挑みました。1本レースと言うなかなか体験しないレースだったのでいつも以上に緊張しましたが、優勝することができ、とてもホッとしました。二度目のウィスラーカップの出場が決まり、バンクーバー空港に着いた時は、昨年の不安いっぱいの気持ちとは変わり、ワクワクとドキドキでいっぱいでした。そんな中で始まったSGのレースでは、やっぱり練習の不足などを周りの選手と比べて感じましたが、それよりも勝とうと言う意識が各段に違うなと感じました。今まで自分も勝とうと言う意識を強く持つようにしていましたが、それでももっともっと意識の向上を目指さなければいけないと思いました。2日目のGSでは斜面の強い起伏に対応できず、これもまた練習が必要だなと感じました。3日目のSLでは10位と言う結果で入賞することができました。更に上を目指すには、身体の上下動を大きく使い、板のたわみを最大限に引き出せるようにしたいです。最終日の国別対抗戦では、皆で盛り上がりながら良い結果を残せたのではないかと思います。
今年でウィスラーカップは卒業ですが、この経験を更に次のレベルで活かせるように頑張りたいです。サポートしてくれたコーチの皆様、身体のコンディションを整えてくれたトレーナーの皆、CSBAの皆様本当にありがとうござました。
- U16 女子
- 渡邊 愛蓮Eren Watanabe
- 長野県長野市 長野俊英高等学校
- 大会を通じて学んだことを活かし、
世界で活躍できる選手を目指します。
- 今シーズンは全国中学、ジュニアオリンピックなどの大きな大会で全力を出せない事が続き、メンタル面での課題がとても多いように感じました。私は苗場で行われたジャパンカップでウィスラーカップの出場を決めましたが、その苗場は全国中学と同じ会場でした。全国中学のリベンジをすべく挑んだジャパンカップで勝てた事はとても嬉しかったです。そしてウィスラーへ向かうまでにも、それに似たような思いを抱いていたように思います。しかし実際に滑ってみるとそんなことよりも日本とは違う生活、選手、コースに魅了され、純粋にスキーを楽しむ事ができたと思います。結果としてはSG10位、GS16位、SL5位、チーム戦4位と、客観的に見れば好成績とも取れますが、自身としてはあまり満足のいくものではありませんでした。なにより、自らが全力の滑りで勝てなかったという事実が一番悔しいです。海外の選手のアップの仕方や本番での滑りをみても、自分の技術はまだまだなんだと感じさせられました。これからワールドカップで常に上位にいる選手になるためにも、まずはもっと広い視野を持っていきたいと思います。
今までは周りのコーチ、親の言っていることをするだけでしたが、もっと積極的に多くの情報に触れていきたいです。今回新たに学んだことは沢山ありました。と言うことは、まだまだ成長する余地があるのだろうと思います。日本に帰ったら今回の事を忘れずに、もうワンランク上の選手を目指していきたいです。
最後に、今回の遠征を支えていただいたCSBAのスタッフの皆さん、コーチ、選手、そして両親に感謝したいです。
- U16 女子
- 佐藤 まりんMarin Satoh
- 北海道札幌市 札幌SSプロダクツスキーチーム
- 先輩方に負けない選手になり、
メダルを取れるところまで行きたい。
- シーズン初めは10月頃にオーストリア遠征に行かせてもらい、皆より早くスキーをすることが出来ました。全国中学ではSLしか出場することが出来ませんでしたが3位になれて良かったと思います。ジュニアオリンピックではGS8位になったのですが、得意のSLで入賞できなかったことがとても悔しかったです。昨年ウィスラーカップに出場しましたが、良い成績を残せず帰国してしまったので来年もウィスラーカップに出場して成績を残したいと思い、ドリームグランプリに出ました。ウィスラーカップに行くことが決まった時はすごく嬉しかったです。しかし、ウィスラーカップ初日のSGで怪我をしてしまい、その後のレースには出場することが出来ませんでした。今まで以上に悔しかったし、たくさん迷惑をかけてしまいました。それでも、得たものはたくさんあると思うので今後に生かしていきたいと思います。早く怪我を治してもっと成長できるように頑張ります。
来シーズンは高校生になり、大会もレベルアップします。先輩方に負けない選手になりたいです。将来は、オリンピックやワールドカップに出場し、メダルを取れるところまで行きたいです。今回はウィスラーまで連れてきてくださったコーチに沢山迷惑をかけてしまいましたが、本当にありがとうございました。
- Whistler cup 2019
Japan Team RESULTS : U16女子
- CATEGORY
- PL
- BIB
- NAME
- 1st
- 2nd
- TOTAL
- 10
- 8
- 渡邊 愛蓮
- 1:13.01
-
- 1:13.01
- 18
- 25
- 中山 美咲
- 1:14.77
-
- 1:14.77
- 16
- 10
- 渡邊 愛蓮
- 1:17.46
- 1:10.53
- 2:27.99
- 19
- 22
- 中山 美咲
- 1:17.75
- 1:10.85
- 2:28.60
- 5
- 7
- 渡邊 愛蓮
- 44.32
- 47.31
- 1:31.63
- 10
- 24
- 中山 美咲
- 45.89
- 47.50
- 1:33.39
- 4
- 4
- U16男女混合チーム
- 深澤・梅津・高橋・渡辺・中山