大会最終日(現地:4月14日)は、3競技が行われました。
U16男女の国別対抗戦は、1回の対戦で1チーム4名(男女2名ずつ)が2つの並行に並んだコースを2名同時に滑走し、早く滑った選手が勝ちとなります。
対戦相手に合わせてチーム内の選手を変更することができ、特に戦術と選手のメンタルが試されるチーム戦です。
日本チームは3位決定戦で惜しくも敗れてしまいましたが、国別対抗戦では過去最高の4位でした。
U14男子の回転競技では、昨日の大回転に続き鎌田宇朗選手と佐藤レオン選手が入賞、U14女子の大回転競技では、中村凛々花選手が入賞しました。
日本代表の選手たちは日本では滑ることがない急斜面や起伏、雪質の固いコースへ果敢に挑戦し世界の選手を相手に戦い抜きました。
ウィスラーカップでは、大会最終日の全競技終了後に参加選手全員で大会コース脇のネットを片付けます。連戦で疲れもピークに達しているなか、選手たちは普段やることの無い片づけを手伝うことで、競技運営の大変さを実感したと思います。
明日(現地:4月15日)は、ウィスラーマウンテンからバンクーバー空港を経由して日本への帰国の途につきます。
<大会結果>
U16男女:国別対抗戦
4位 日本(深澤嵩晴・梅津友熙・高橋 強・渡邉愛蓮・中山美咲)
U14男子:回転
2位 鎌田宇朗
4位 佐藤レオン
U14女子:大回転
7位 中村凛々花
25位 吉田芭菜